エイゴトログ

Co-op(コープ) 留学とは？　
経験者が伝えたいメリット・デメリット

はじめに

この記事はこれからCo-op(コープ) 留学を考えている方にぜひ読んで参考にしてもらいたいと思い書きました。

英語もキャリアもどっちもいいとこどりのような雰囲気で留学エージェントが謳っているますが、実際にはそうでもなかったりします。

ただ人によってはめちゃくちゃいい留学方法の一つだったりするので、実際にCo-opを行った私がどういう人にオススメして、どういう人におすすめしないのか、メリットとデメリットをなるべく簡潔にかつ自分や友達の経験を踏まえて赤裸々に書こうと思っています。

ぜひあなたのカナダ留学が素敵なものになりますように！

study abroad

Co-op(コープ) 留学とは？

カナダのCo-op(コープ)とは、Cooperative educationの略称で、基本学生ビザでは就労は許可されていませんが、このビザは勉強＋有給インターンシップに挑戦できる留学制度です。ビザの種類は学生ビザの1つという扱いになります。

座学で専門分野の学習 → 有給インターンシップの2段階で構成されています。

1年の例：6ヶ月座学(アルバイト可)＋6ヶ月有給インターンシップ

2年の例：1年座学(アルバイト可)＋1年有給インターンシップ
※学校やコースによって期間は変わります。

英語の勉強だけで終わりがちな語学留学やアルバイトだけで終わりがちなワーキングホリデーと異なり、「勉強」と「就労」との両方を経験できる他国にはない制度です。

その充実度の高さから、帰国後に就職活動を控える大学生や転職を考える社会人、共に人気の高い留学として注目されています。

 

カナダ政府公式のCo-opについてのページはこちらから

Co-op留学の真実​

英語で専門分野を学んで学校後その分野の会社で働くのがこの留学の素敵なポイントですが、
コースによりますが実際に学んだ分野に関連する現地カナダの会社で働いている人はほぼいません。

co-op留学　仕事

ただもちろん働いている人もいます。

ただこういう人たちは過去に似た経歴のバックグラウンドがあるか経歴をカバーできるくらいの英語力がある人、またはその両方を持っているかたです。もちろん運も大きな要素ですし人一倍の努力も必要です。

コープ生からみたコープ留学

ゼロから英語と新しい新しいキャリアどっちもいいとこどりはCo-opの期間内ではとても厳しいということを知って欲しいです。

もちろん努力で実際に現地会社の内定をもらった人もいます、 伝えたいことは思っているよりも楽な道ではなかったということです。

道のり

上記は特にビジネスや貿易などのサプライチェーン、デジタルマーケティングやIT分野のコースになります。

例外として挙げられるのが、航空系やホスピタリティです。

前者はより具体的(ビジネスコースなどに比べて)で実際にCAや総合スタッフとして働けるよう授業を受けるため(日本でいう専門学校:狭く深く）Co-op先も実際に航空会社だったりするのでキャリアと英語の面でいい留学になるかと思います。

他にも医療系看護師などセラピストなどより専門的な職種のものになります。

後者のホスピタリティはコープ先が幅広く飲食からホテルなどが該当するため、この大きく分けて2つの分野に興味がある人はCo-op留学はいい選択の一つだと思います。

 

留学　ホスピタリティ

ビジネスやでジタルマーケティングは漠然としているため(日本でいう短大~大学:広く浅く)学校によってはCo-op先をレストランでもOKとされる場合があります。

英語を目的として来ているならすごくいい選択だと思います。興味のある分野を英語で学び、レストランなど英語でコミュニケーションを取らなければいけない状況に身を置くことは英語力向上にとても役に立つはずです。

ただ私は大学卒業後に就活に役立てるために来てただレストランで働いて帰る人を何人も見てきました。 

特に学生ですがキャリア形成目的とするのはとてもハードルが高いです。学校とは別に自主的にGoogleなどの資格を取得するのが効果的です。

続いてITコースの例です、

このことは他のコースにも言えますが、大学卒業してプログラムの知識がない生徒A君、エンジニアのコースをとりますが半年や一年学校で習って現地のIT企業で働けるはずもなく、かといってコープ先をレストランにすることもできず帰国すケースも耳にしました。

ここで知識がある方は日本でカナダに支社がある会社で働くという選択肢も取れます。

ゼロからのプログラムやUI/UXは厳しいので覚悟した方がいいかもしれません。

IT プログラマー

ちなみに先ほども少し触れましたがキャリアチェンジではなくキャリアアップ(または関連のある仕事)での仕事探しなら全然勝率はあります。

あくまで英語と新しいキャリアという定義での話です。

なぜここにこだわるのかというといろんなエージェントがあたかも簡単かのようにいってるからです笑

私は皆さんに勘違いしてほしくないのです。

キャリアチェンジだけにフォーカスするのであればカナダにある日本企業という手もがあります。

その後日本に帰国しその分野で活躍もできるかもしれません。

ただ一点、これは自分が陥ったことなのですが、英語を目的と来ていたのにコープという制度に縛られ日本語環境で働いてしまったことがあります。

人生設計

コープだから仕方ないと自分に言い聞かせでもやっぱり割り切れず、今一度この留学の目的は何かと自分と向き合いやめるという選択ができました。

私はこの経験に後悔はしていません、英語を話したいという当初の気持ちも取り戻せましたしね笑

あなたの留学の目的はなんですか？​

留学の目的

自分の目的を常に留学中に問いかけてみてください。皆さんには留学の軸をブレずやりたいことをやりきってほしい！

留学の目的は人それぞれです、英語、お金、海外の友達作るetc…

すべてが素晴らしいものだと思います。留学ってものが最高だと思っています。

ただ留学にはお金も時間もかかります。なのでもしあなたがコープという選択肢をとり英語とキャリアにフォーカスするのであれば決して楽な道ではないとことを留学の前に知っていてほしいです。

知っていればそれに向けて勉強したり、別のものを探したりなど対処ができますしね😊

negativeなことを書きましたが、個人的にはいい制度だと思います。ほんとです笑

コープビザは年齢は年齢がありませんし、語学学校に比べても安いです。

私は安く、長期滞在かつ英語にフォーカスしたい人に勧めたいです。

座学中の就労について

最後に気になるお金面についても軽く触れようと思います。

座学中は週20時間までの就労が許可されています。

時期によってカナダ政府が40時間までいいよ！っていう時もあります。

しかし基本的には20時間です。生きていけますがぶっちゃけチップがない職場だとキツイです笑

なのでレストランやブランチのお店をお勧めします。ゲットするのもそこまで大変ではありませんし、賄いも出るので食費も浮かせられます。

よく日本人が働きたいのがカフェですね、オシャレでかっこいいですよね！しかしチップは基本的に多くありません！フルタイムなら問題ありませんがパートタイムだと厳しいです、、

どうしてもバリスタになりたいって人は、コーヒーだけというより軽食やランチもやっているとこを探すといいかもしれません！ランチなども扱っていればチップも増えるので生活が安定しやすいです！

さいごに

いかがでしょうか？ 何かの参考になれば幸いです。

もしco-op留学についてこういうことが気になるなどありましたら、お手数ですがお問い合わせフォームまたはインスタのDMからご連絡いただけると幸いです。この記事をより良いものにしたいですし、新しい記事としてあげさせていただきます。もちろんコープ以外のことでも構いません。

2024年5月現在私もカナダに留学中で新しいことにチャレンジしようとしています。

この記事を読んでくださった方は、カナダ留学に興味がある方だと思います。

この素晴らしい留学生活楽しんでいきましょうね😊

 

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